濃縮睡眠通信

睡眠とお花:梅の育て方のポイントは剪定

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    いろいろな花が咲く2月に梅を楽しんでみては

    2月4日は立春ですが、まだまだ寒い日が続きますね。寒暖差が激しくなりますので体調には気をつけたいところです。

    1月も終わり、あっという間に2月になってしまったと思っているのは私だけでしょうか。2月は梅の時期ですね。年末やお正月に梅の花を購入した方もいらっしゃるかと思います。

    「桜切るバカ・梅切らぬバカ」ということわざがあるように、梅は剪定が必要になってきます。桜の場合、主に枝の先端に花芽が多く付きやすいため、一度剪定して新たに伸びた枝の途中には花が咲きません。そのため、桜はこまめな選定はしてはいけないと言われています。一方、梅は伸びた枝全体に枝から直接花が咲くため、小枝を刈り込んで新しい枝を伸ばした方がそこにも多くの花が咲いてくれます。梅の場合、古い枝は枯れてしまいますのでこまめな選定が必要になってきます。
    選定の時期は夏と冬にしましょう。夏の剪定は小枝や混み合っている枝を軽く切り落とします。内側に伸びている枝は日が当たらなかったり、通気性が悪くなり病気の原因ともなりますので一緒に根元から切ります。この時に1年で1メートル以上伸びた枝も花をつけにくいため切り落とします。
    冬の剪定は伸びた枝が交差してたり下向きに生えてきた枝など出てくると思うので樹形を整えるように剪定をしましょう。
    梅の枝は固いので剪定するときは剪定用のハサミなどを使いましょう。

    梅を育てる話をしてきましたが「やっぱり育てるのは大変」という方はご自宅の近くの公園や川沿い、街角など近場でも梅を楽しめるかと思います。意外なところにあるかもしれません。

    2月はいろいろな花が咲く時期でもあります。梅の他にもツバキ・河津桜・ロウバイなどの花木があります。草花も菜の花・水仙・バンジー・ビオラ・フクジュソウなどもありますので、何気なく歩いているお買い物や通勤中、上や下を見てお花を探して楽しんで歩いてみてください。お花は健気に咲いています。もう直ぐ春ですね!

     

     

    『濃縮睡眠通信 2022年2月 vol.10 より』