濃縮睡眠通信

睡眠とお花:夏の花の代表 朝顔

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    夏本番。夏の花の代表のひとつ、朝顔のヒミツ

    夏本番となってきました。今回は夏の花の一つ、朝顔についてお伝えしていきます。

    朝顔は小学生のことに夏休みの課題で育てたことがあるという方も多いのではないでしょうか?

    朝顔はヒルガオ科サツマイモ属の一年草です。名前の由来は朝に花が咲くからではなく、毎朝花を咲かせるところからきています。原産地は中国で日本には奈良時代ごろに渡来してきたと言われています。

    江戸時代、園芸はとても人気があり品種改良が盛んにおこなわれていました。当時は朝顔ブームが起こるほど朝顔の人気が高かったと言われています。

    朝顔は暑さに強く、緑のカーテンとして人気のお花です。つる性のため窓の外に設けたネットなどに巻き付いていき室内に日陰を作ることで室温の上昇を抑えたり、葉っぱから蒸発する水分から周辺の温度を下げたりします。

    "朝顔"というとつる性で支柱やネットにどんどん巻き付いていくイメージがありますよね。実は朝顔のつるは左回りに円を描くように回っています。そのスピードはなんと1時間に1回転するほど早く回っているのです。さらに、ただつるが回っているのではなく、ネットや支柱に当たると刺激を感じて巻き付いていくのです。また、巻き付いたつるは太く短くなるという性質もあります。茎を太くすることで強く巻きつくだけでなく、つるには下向きに細かい毛が生えているために滑り落ちることがないようになっています。

    朝顔は朝の光を浴びることで花が開くのではなく、日が当たらなくなってから約10時間経つことで花が咲きます。夏は19時ごろに日没になりますので、その10時間ごの5時ごろに咲くということです。逆に、夜につぼみに光を当てるとつぼみは大きくなるのですが、花が咲かないといわれております。

    朝顔は色も豊富にありますので、是非一度育ててみてください。朝顔と一緒に規則正しい生活をして夏を乗り切りましょう!

     

    『濃縮睡眠通信 2021年8月 vol.4 より』