濃縮睡眠通信

睡眠セラピスト インタビュー【関根 英未莉】

    この記事を書いてくれたのは


     

    睡眠セラピスト
    関根 英未莉Sekine Emiri

    まずは一つのケアを丁寧に!

    ー普段の生活で睡眠について意識していることはありますか?

    寝室やベッド周りを居心地の良い幸せな空間にするようにしています。そして《睡眠時間》を意識しすぎないようにもしています。 お仕事や趣味などの予定を入れるのが好きな私は、以前は自宅を寝に帰るだけのホテルの素泊まり状態にしていました。部屋が散らかっていても疲労で片付けられずに眠ってしまい、翌日ゾンビのように起きる...そんな繰り返しでした。その頃は寝室環境は勿論、就寝時のパジャマにも無頓着でした。しかし、部屋を片付けパジャマにも意識をするようになってからは睡眠の質がグッと上がりました。

     

    ー普段行っている睡眠ケアは?

    清潔に保つためにエアコンやベッド周りのお掃除をこまめにしています。私が最初に(濃縮睡眠協会 代表理事の)松本美栄さんの睡眠カウンセリングを受けたときにアドバイスしていただいたのが「寝室の床を雑巾で拭き上げる」でした。実際に行ってみたところ眠っているときの呼吸が変わり、ぐっすり眠れるようになりました。また、お仕事の連絡や趣味のダンスの関係で遅くまでスマホを使うことが多いのでスマホの画面の明るさを抑えるようにしています。眠るときには必ず機内モードに切り替えることで電磁波を減らし、お部屋の中が澄んだ空 気になるように気をつけています。夕食は軽く、早めに食べることを気に かけていて、特別なことがない限り18時までに終えるようにしています。 早めの夕食から次の日のお昼頃まで食事の時間を16時間ほど空けることで、オートファジー(一定の空腹時間を空けることで起こる細胞の代謝促進)が起きて体調がとても良いです。

     

    ー睡眠ケアのポイントは何ですか?

    いろいろあるケアの中から、まずはできることをひとつ試してみることです。あれも!これも!となって続かないのであれば、1つを丁寧にチャレンジする方が良いです。一日の時間は限られていますから、睡眠時間にとらわれすぎず質を高める意識を持ちましょう。

     

    ー睡眠の質を高めたい人に一言

    生活環境は様々ですので、できる範囲で睡眠ケアを始めてみてください。明日の予定を楽しみに眠りにつける...そういった毎日が皆さまの元に訪れますようにと私たちセラピストは発展を続けています。私たちと一緒により良い睡眠をとりましょう!

     

    『濃縮睡眠通信 2022年5月 vol.13 より』