濃縮睡眠コラム

実践!濃縮睡眠:カフェインの摂りすぎに気をつけて!

    カフェインの摂りすぎに気をつけて!

    朝やランチの後など、眠気覚ましにコーヒーを飲んでいませんか。コーヒーに含まれるカフェインには眠気の抑制や覚醒の効果があるため、頭をすっきりさせることができて、その後のパフォーマンスを高めることに役立ちます。カフェインにはその他にも脂肪燃焼、筋肉増強、動脈硬化の予防などの効果もあると言われています。

    しかし、体にとってメリットのあるカフェインも摂りすぎると"カフェイン中毒"となってしまい、デメリットが大きくなってしまいます。また、カフェインを摂りすぎると脳が休まらず、脳に疲労が溜まってしまうという研究報告もあり、睡眠の質を下げる要因となってしまいます。

    カフェインの働きのひとつに利尿作用があります。コーヒーや紅茶は水分補給をしているつもりが、実は水分の排出を促してしまっているため、気づかない間に脱水症状になってしまう可能性があります。暑い季節、喉が渇いたときにアイスコーヒーやアイスティーで水分補給、と思って飲んでいると、脱水症状のリスクを上げていることになるのです。

    カフェイン飲料を飲んだ後は水などによる水分補給を意識しましょう。

    カフェインを摂りすぎている、と思う人は少しずつ量を減らすことでカフェイン中毒の症状を抑えられます。いきなりカフェイン断ちをすると頭痛やイライラなどの離脱症状を感じることがあります。コーヒーをデカフェにしたり、紅茶・お茶をルイボスティーなどのノンカフェインのもに置き換えたりといった方法で少しずつ減らしてみてください。

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    『濃縮睡眠通信 2023年7月 vol.27 より』