睡眠不足の日が続くと、楽しいことが少ないように感じたり、物事をネガティブに捉えがちになったり、新しいことへのチャレンジの意欲が湧きにくくなってしまいます。これは睡眠に関わるホルモンがメンタルにも関わっているからです。
睡眠・メンタル、ともに深い関係のあるホルモンとしては、幸せホルモン セロトニン・愛情ホルモン オキシトシン・やる気ホルモン ドーパミンが挙げられます。
セロトニンはリラックス、安心感、幸福感をもたらす神経伝達物質で、睡眠ホルモン メラトニンの原料でもあります。セロトニンが不足するとメラトニンが十分に合成されないため、スムーズな入眠ができなくなってしまいます。
オキシトシンはストレス軽減の働きがあるホルモンで、メンタルだけでなく、免疫力の向上や血糖値の低下など体への効果もあります。また、セロトニンの働きを活性化させる働きがあることから、睡眠の質を高めることにも役立ちます。
ドーパミンはやる気を高め、行動を促す神経伝達物質で、睡眠不足にな
るとドーパミンの分泌が乱れ、メンタルが不安定になってしまいます。
3つのホルモンはどれも大切ですが、セロトニン→オキシトシン→ドーパミンの順番で整えていくことが大切です。心と体の健康を司るセロトニンを土台として、人や組織などとのつながりを深めるオキシトシンを増やし、社会的成功を達成するドーパミンをしっかりと分泌させていくことで安定したメンタルと幸福感を得ることができます。
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