濃縮睡眠コラム

実践!濃縮睡眠:休日の寝溜めはNG!? 体内時計が体に与える影響

    休日の寝溜めはNG!? 体内時計が体に与える影響

    目覚まし時計を使わないと、朝は何時ごろに目を覚ますでしょうか。

    休日にアラームを設定していなかったらいつもよりも長く眠っていた、こんな経験をしたことがある人は多いのではないでしょうか。その原因はもしかしたら「体内時計の乱れ」にあるかもしれません。

    私たちの体には、朝は自然と目覚め、夜になると眠くなるというリズムがあります。このリズムを生み出す体のシステムを体内時計といいます。体内時計には中枢となる主時計と補佐をする幅時計があります。

    体内時計は休みの日に寝溜めをしたり、眠る直前までスマホやパソコンを使用したりすると乱れてしまいます。寝溜めはソーシャルジェットラグと呼ばれる時差ぼけ状態を起こし、睡眠不足を解消しているつもりが逆に体に大きな負担をかけていることになってしまいます。

    体内時計の乱れは睡眠・覚醒のリズムを乱してしまうため、朝の目覚めがスッキリしなかったり、昼間眠くなったりすることがあります。また、夜、ベッドに入ると眠れるという人もベッドに入った瞬間に眠って

    しまうという人は注意が必要です。体内リズムが整っていると、夜にしっかりと眠気がやってきてベッドに入る前から眠る準備に入ります。

    体内時計の乱れはほかにも集中力・やる気の低下、倦怠感、糖尿病・肥満・自律神経失調症などの病気リスクを高めることにつながってしまいます。ぜひ右に示したケアにチャレンジしてみてください。

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    『濃縮睡眠通信 2023年4月 vol.24 より』