濃縮睡眠通信

睡眠の質を落とす原因は人それぞれ。 生活習慣を振り返ってみて。

    セラピストインタビュー:松谷 修

    - 現在のお仕事・睡眠セラピストとしての活動は?

    一般社団法人 濃縮睡眠協会の理事として、睡眠の勉強会の開催や睡眠セラピストの育成やフォロー、講演・記事執筆などによる情報発信をしています。また、東京・南青山の睡眠デトックス・姿勢美矯正サロン プロスパービューティーでは睡眠セラピストとして、お客様の睡眠ケアを行なっています。最近では、いびき・睡眠時無呼吸についての発信やサポートに力を入れています。

    - 今の季節、睡眠の質を高める上でのポイントは?

    冬は気温が低く、日照時間が短いため自然と睡眠の質は低下してしまいます。そのため、冷え対策と体内リズムを整えることがポイントです。

    冷え対策として自分が実践していることは、白湯などの温かい飲み物を飲むということです。朝にコップ1杯の白湯を飲むだけで、体の中から温まっていくのを感じます。ホットコーヒーや紅茶は飲みすぎるとカフェインを摂りすぎてしまうため、日中も白湯を飲むようにしています。

    体内リズムのケアとして、起床したら窓を開けて、太陽の光を浴びながら体を動かすようにしています。朝のウォーキングをすることもありますが、時間がないときは部屋で屈伸運動や肩回しなどをしています。窓からの冷たい空気が目覚め・覚醒に役立っているように感じます。

    - 忙しいときでも気をつけている睡眠・健康のポイントは?

    忙しいと夜遅くまでパソコン作業をすることが多いのですが、終わった後にはホットタオルで目の周りを温めるようにしています。目の周りの筋肉が緩んでいくと、忙しさで緊張していた体や脳がリラックスしていくのを感じます。また、頭のセルフマッサージ(頭蓋マッサージ)もしています。

    - 睡眠の質を高めたい人へ、メッセージをお願いします

    睡眠の質を常に高い状態に維持することはとても大変です。睡眠の質が落ちにくいような習慣を身につけるとともに、落ちてしまったときにしっかりとケアをしていくことが大切です。人それぞれ睡眠の質を落としてしまう原因があり、その原因によって最適なケアは異なります。

    あらためてご自身の生活習慣を振り返り、何が睡眠の質に影響しているのかを見つけてみてください。

    一般社団法人 濃縮睡眠協会 理事・睡眠セラピスト